FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

金融パンデミックが起きる仕組み

ご存知のように、中国本土株(上海総合指数)がこの半月余りで大暴落中で、中国国内はしっちゃかめっちゃかになっている。半分の銘柄が売買停止になったり、大株主に売却規制を掛けたり等々、さすが資本主義の仮面を被った独裁国家!という感じだ。

時々「中国の資本市場は鎖国しているから世界経済への影響は小さい」なんて事をのたまう専門家も居るが、これは大きな間違い。中国経済が崩壊すれば、間違いなくリーマンショック級の世界的金融危機が起きて、日本もアメリカも大ダメージを受ける。

今日、世界の金融市場が連鎖し合っていることを再認させられる出来事があった。日本の証券会社が、中国株投信の解約を停止する処置を発表したことだ。

この処置は、何も「野村が悪質証券会社だ!」と言う訳では無い。解約に応じようにも、前述のように中国では多くの銘柄に売買停止処置が掛かっているから、株を売れないので解約資金を用意できない。通常なら投信は、ノーポジ分と信託財産留保で、急な解約でもある程度応じられる体制が整っている。しかし今回は日本の投資家も危機を感じて、投信の解約が殺到していると予想される。株を売れなきゃ、解約資金が全然足りない状態なのだろう。

じゃあ解約できなかった日本人投資家はどうするのか?他の投信などを売るか、次に買う予定だった株式や不動産の購入を控えることになる。すると、買い手が減少したマーケットでは、価格が少しずつ下落していく・・・。

このようにして、少しずつ中国以外の国にも混乱が波及し、富裕層が金融マーケットから資金を引き上げ始め、それがある一定ラインを超えると、ダムが決壊したようにパンデミックが起きるのだ。ギリシャ問題も解決の目処は立ってないし、もう忘れられ掛けているがロシアやアルゼンチンもデフォルト危機にあったんだぜ?パンデミックが連鎖する火種は、世界中のあちこちで燻ったままなのだ。

中国の大混乱は、決して他人事のように笑っていられない。
スポンサーサイト

テーマ : 明確な投資理論

プロフィール

3line

Author:3line
人生の紆余曲折を歴て、市場の暴落とファンダメンタルインデックスを愛するようになった、希有な個人投資家。海外投資データバンク管理人。
詳しくはプロフィールページにまとめています。

最近の記事
おすすめ記事
人気記事
カテゴリー
月別アーカイブ
ランキング
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
ブログ内検索
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。