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バリュー平均法

某商店街ブログの後追いになってあれだが、「確定拠出年金 最良の運用術(岡本和久・著)」という本を読んだ。そこで紹介されている、バリュー平均法という投資術について、考察してみた。

筆者は各所で確定拠出年金の有効性について、何度も紹介してきた。確定拠出年金の解説書というのはほとんど無く、2013年頭に出版された、竹川美奈子氏が「年利15%でふやす資産運用術」が最後と思われる。それ以来の本なので、注目して読んでみたのだが、NISA口座との比較と、今回話題にするバリュー平均法という、日本ではほとんど情報の無かった新たな投資法の解説に多くが費やされていた。

バリュー平均法とは、平たく言えばドルコスト平均法の進化形で、毎月一定額ではなく、最終目標額にちょうど届くよう、毎回の積立額を増減させるというものだ。こうすれば理論上、ほとんどのケースでドルコスト平均法を上回る利回りが得られる。著者の岡本氏は、この手法を確定拠出年金で取り入れることを推奨している。たしかに確定拠出年金では売買手数料やスイッチングコストが掛からないので、一見するとバリュー平均法を実行する最良のプラットホームに見える。

しかし、確定拠出年金では任意のタイミングで売買は出来ない。確定拠出年金口座内の新規買付は、例えば毎月15日頃というような「アバウトな基準」しか決められておらず、実際にいつ売買が実行されるのか不明なのだ。だから投資割合の算出に綿密な計算が必要なバリュー平均法を実行するのは不可能では?と思ったのだが・・・。売買のタイミングがずれたら、返って利回りを下げる危険性もあるからね。

ということで、バリュー平均法の確定拠出年金での実効性については「?」が付くが、新たな投資方法を追求する身としては、同書は良い教材だと思った。インデックス投資で少しでも高い利回りを求めたい方は、バリュー平均法は一考の価値有りだと思う。
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プロフィール

3line

Author:3line
人生の紆余曲折を歴て、市場の暴落とファンダメンタルインデックスを愛するようになった、希有な個人投資家。海外投資データバンク管理人。
詳しくはプロフィールページにまとめています。

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