FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

香港のリクソーETNが上場廃止へ

香港に上場していたLyxor(リクソー)社のETFが上場廃止になるそうだ。以下、楽天証券の発表を引用。

【重要】香港取引所上場リクソーETF全銘柄の上場廃止(予定)について

リクソー・インターナショナル・アセットマネジメントより、香港取引所上場のリクソーETF全銘柄につきまして、自発的な認可取消しおよび上場廃止の通知が行われました。弊社取扱いのリクソーETF全銘柄において、以下のスケジュールにて上場廃止(予定)となります。

最終取引日(予定):2012年3月7日(水)

対象銘柄:
リクソーETF FTSE RAFI US 1000
 〃  FTSE RAFI ヨーロッパ
 〃  コモディティーズ CRB
 〃  MSCI インディア
 〃  MSCI ワールド
 〃  MSCI 韓国
 〃  MSCIアジア
 〃  MSCI エマージング・マーケット
 〃  ナスダック 100
 〃 ロシア(DJ RUSINDEX TITANS10)
 〃  MSCI 台湾

対象銘柄を保有していただいているお客様には、後日、手続き等についてお知らせいたします。


直接的な理由は、出来高及び時価総額の低迷だそうだが、個人的には「そんなの分かりきってただろ?」としか感じないわ。今回の対象銘柄の中には、ETFとは名ばかりで、実際には現物株を保有しないリンク債型商品(ETN)もあるからだ。現物の裏付けがないにも関わらず、コスト(信託報酬)は現物株ETFと変わりない水準なのだから、出来高が伸びる訳がない。現物保有型のETFにしても、単純に欧米企業を対象にしているのに先発ETFよりコストが高いものが多い・・・一体何の為に存在してるのだ?

中国・香港株への投資と人民元切り上げ
国内のリンク債型ETF(ETN)一覧表

それにETNは、現物株を保有する必要がない為に資金調達の裏ルートに用いられているということを、以前から金融当局に指摘されていたようだしね。解説するとリンク債発行会社が、同じ金融グループの株や債券を(リンク債の担保として)買う事で、その金融グループの資金調達援助にしているということ。リンク債の裏付け債権に明確なルールがない以上、このようにマネーロンダリングまがいの行為が行われる事は必然だろう。

・・・今となってはどうでもいいけど、筆者がまだケツの青かった頃、リクソーETF(ETN)の運用報告書を見て「何でインド株なのにソシエテジェネラルやらBNPパリバやらを保有してんの?これ誤植だろ?」とか言ってた事を思い出したわ(ノ∀`)。栄枯盛衰やね。
スポンサーサイト

テーマ : 海外投資

途下国

つい先日、世間では流行語大賞なるものが発表されていた。まああんなもの、所詮は電○の利害に基づいた言葉しか選出されないので、リテラシーの高い人は聞き流していることだろう。各個人にそれぞれ、今年の流行語と言いたい言葉があると思うが、筆者の個人的な流行語大賞は「途下国」という言葉だ。この言葉を最初に知った時、不謹慎ながら一人で大笑いした記憶がある。

途下国とは、読んで時の如く「没落していく国家」のことだ。新興国から先進国へ向かって成長する国を途上国と呼ぶ訳だが、途下国はその真逆というわけだ。

お気づきだとは思うが、途下国という言葉は、我ら日本国の現状を憂いた自虐語である。バブルだったとはいえ、一時はアメリカを抜いて株式時価総額世界一にも立った経済大国が、世界最悪の少子高齢化や無能な金融政策や放漫財政により、対GDP比で世界最悪の借金大国に陥ったのだ。この没落っぷりは、残念だが途下国という言葉がぴったりだ。

ノーベル経済学賞を受賞したサイモン・クズネッツは「世界には4種類の国しかない。先進国、途上国、日本、アルゼンチンだ」という言葉を残している。先進国と途上国の分類は永遠不変であるが、その例外が、先進国へ成り上がった日本と、途上国へと没落したアルゼンチンだという意味だ。

あまり知られていないが、かつてのアルゼンチンは、中南米一の富裕国家であった。豊かな土壌と気候に恵まれ、また第二次世界大戦に巻き込まれなかった事が幸いし、20世紀中盤までは先進国として扱われていたのだ。しかし、20世紀終盤に数度のデフォルトを繰り返し、ハイパーインフレを起こして国民生活は破綻、一転して貧しい国へと成り下がったのだ。アルゼンチンはいわば「途下国」の世界第一号なのである。

ギリシャも現在、MSCIの分類等で先進国とされているから、このままデフォルト~ユーロ脱退となれば、途下国第二号となるだろう。そして第三号として、残念ながら我らが日本国が最有力候補と考えられる。日銀も財務省も、自らの利権拡大に終始し、日本経済の没落など知ったこっちゃないという姿勢だからだ。奴らを矯正出来なければ、日本国債もデフォルトを起こすのは時間の問題だ。

近い将来、「途下国」が本当に流行語大賞を取らない事を祈りたい。

テーマ : お金の勉強

海外旅行は国益に反する

年末年始の海外旅行客が増える見通しだという。JTBの発表では、現時点で前年比4.7%ほどになるそうだ。一見すると景気の良い話にも聞こえるが、実際には真逆である。海外旅行というのは、国からお金が消えていく行為だからだ。

国内旅行の場合、観光客が使うお金~移動・宿泊・飲食・土産物など~は全て国内の消費だ。観光客がお金を使えば使うほど、現地で働く他の日本人が潤うことになる。一方で海外旅行では、一部は日本の旅行会社の取り分となるものの、大部分は現地国の消費となり、潤うのは現地の人々だ。海外旅行とは、日本から外国への所得移転なのだ。

語弊を恐れずに言うと、国家にとって海外旅行とは無駄な公共事業を行うこと以上にマイナスである。無駄な道路や橋を造っても、使われるお金は日本企業や日本の労働者に行き渡る訳だから、お金は国内で循環される。海外旅行する日本人が増える事は、日本からお金が消えていくことになるので、日本経済にとって最悪なのだ。

これは、輸出と輸入の関係とほぼ同じだ。輸出は外貨獲得であるので、日本国の収益が増える。一方で輸入は、国外へお金を支払う事、つまり日本からお金が消えていく行為だ。金融危機以降、世界が通貨切り下げ合戦を行っているのは、自国の景気を上向かせる為に輸出を増やす(外国から金を稼ぐ)事が目的だ。

日本の景気を上向かせる為には、海外旅行客を減らして、その分国内で消費させるよう仕向けなければいけない。だからといって、どこぞの独裁国家のように国民の渡航を禁ずるなんてことは、もちろん不可能である。

現実的に行える対策は一つだけ、円安誘導のみである。海外旅行者が増える背景には、昨今の異常な円高が大きな要因であることは、疑いようがない事実だ。円高は輸出を減らすだけでなく、旅行客が海外へ流出するという悪影響も誘発するのだ。無論、外貨獲得機会である外国人観光客の訪日にもマイナスだ。

日銀がカネを刷りまくって円安誘導することは、(自動車・家電などを輸出する)大企業だけが得をする訳ではない。海外旅行を抑制する事にも繋がるので、国内旅行が増加して地方で消費されるお金が増える事にもなるのだ。

国益を守る為に、日銀は一刻も早く、FRBの金融緩和(QE1・QE2)に負けないレベル~数十兆円単位の大胆な金融緩和を行うべきだ。

テーマ : お金の勉強

ザーリーが労働市場に与える影響

昨日書いたザーリーの話の続き。WBSでは来年にも日本進出も検討中だと報じていた。これに対して、BlogやTwitterなどを見てると「日本の労働市場が崩壊する!」と危機感を抱く人が多いように感じる。

この反応だけを見ても、日本のガラパゴスっぷりが表れている。日本人は、労働というのは「特定の会社に定時に出社して働く事だ」という固定概念に囚われ過ぎなのだ。アメリカでザーリーが浸透しているのは、個人の空き時間に労働力を売れるという、その利便性こそが理由だ。お金を稼げるのなら、特定の会社に属したり、決まった時間に仕事をする必要など無い訳だろ?しかし大半の日本人は、そういった柔軟な考えには至らない訳だ。

大体、これだけ就職難の時代にも関わらず「じゃあ起業したら?」とアドバイスする人は見た事がない。日本では生計を立てる方法として、就職だけしか教え込まれず、自分で仕事を作るという教育は一切される事がない。仕事が無いなら自分で作りゃあいいのにねぇ・・・。

*********
少し自分の体験を言わせてもらうと、私は就職活動という行為が余りにもアホらしくて、途中で放棄したクチだ。会社に入る為に、クソ暑い中でもスーツにネクタイで歩き回り、偽った自己PRで面接官に媚びを売る。で入った先に待ってるのは、満員電車やらサービス残業やらノミニケーションやらと、非効率極まりない社畜労働・・・。こんな馬鹿なことしなくても、喰っていく方法なんてあるだろ?と思い、サラリーマンという選択肢を封印したのだ。

リーマン生活を拒否した時点では、何か生計を立てるアテがあった訳では無い。しかし大学卒業後、様々なバイトで喰い繋ぎながらも「どうやって喰っていくか?」「老後はどうするのか?」と常に考え続け、色んな事を調べまくり、情報収集のアンテナは張り続けていた。専門学校やスクールの類も幾つか通ったが、勉強しに行くというより、人脈作りや人生経験を積む目的だった。幸い今では、フリーランスとしてWEBの世界で喰っていく術を見つけられたし、第二・第三の収益源も目処を付けている。老後の設計についても、海外投資で十分賄える事にも辿り着けた。

運が良かった気がしないでもないが、だからといって、後輩達にサラリーマン生活を勧めようとは全く思わない。社会が気にくわなければ、自分で何かを始めろよと言いたい。Google・Amazon・Twitter・Youtube・Ustream・・・インターネットには20世紀の労働スタイルを覆すサービスが、日々増え続けている。凝り固まった考えをせず、色んな情報にアクセスし続けていれば、意外と道は開けるものだ。
*********

日本では、派遣会社や日雇いアルバイト会社は、依頼企業の支払いの半分以上を「中抜き」し、労働者の取り分は5割未満である。一方でザーリーは、わずか1割しか中抜きをしていない。早い話、日本の人材派遣業というのはボッタクリなのだ。現在、派遣労働やパート・アルバイトに甘んじている人は、その事を理解しているのか?

ザーリーが上陸を果たせば、日本の労働市場に革命が起きるといっても過言ではあるまい。しかし、この革命で既得権益を破壊されるのは、あくまで人材派遣業者だけだ。中抜き企業のマージンが大幅に減ることは、依頼企業にとってはコストダウン、労働者にとっては時給アップに繋がる話だ。

この革命を「労働市場が崩壊する!」と嘆くのか?それとも「新たなライフスタイルが生まれるかも」とポジティブに捉えるか?

時代は否が応でも変わりゆく。時代は貴方に合わせてはくれない。変化せねばならないのは自分自身なのだ。

テーマ : お金の勉強

プロフィール

3line

Author:3line
人生の紆余曲折を歴て、市場の暴落とファンダメンタルインデックスを愛するようになった、希有な個人投資家。海外投資データバンク管理人。
詳しくはプロフィールページにまとめています。

最近の記事
おすすめ記事
人気記事
カテゴリー
月別アーカイブ
ランキング
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
ブログ内検索
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。